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2006年12月31日 (日)

今年は御世話になりました、

0612312  昨晩は高山時代の同級生(と、言っても一回りも歳が下ですが、)の家での忘年会に行き。早めに帰って年賀状書くつもりが、話し込んでしまって深夜に帰宅しました・・・(トホホ、)。なんとか、朝、遅めに起きて。あぁ、早く年賀状書かないとと思いつつ、午前中は墓参りをし、午後になってやっと、というか、慌てて印刷して、ひと言書き込み、夕方、郵便局に出しに行きいました。その昔は、バイトで年賀状の郵便配達もした身だってのにこのていたらく・・・。郵便局の皆さん、投函が遅くなってご迷惑掛けて申し訳ないです。

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2006年12月26日 (火)

米ぬか塗料

Kinuka 暮れも押し迫ってきて、早くも街中を走る車の量も減ってきているような気がします。車なので通勤が楽で良いですが。横浜では雨が降っていますが、これが行ったら冬型になって、関東は晴れ日本海側は雪になる見たいです。さて、先日、新しいオイルフィニッシュ塗料のサンプルを取り寄せて、手板に塗って試してみています。 キヌカと言うのがそれです。

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2006年12月25日 (月)

文机作ってます、:脚まわりと天板の固定、納品

Komadome1  今回は一連の文机製作の話の最終回、脚まわりと天板の固定です。今回は、駒留めという方法を採用しました。今回製作しているようなテーブル&デスク系のものでは、天板の反りをどのようにして止めて、どうやって脚まわりと天板を固定するかと言うことがひとつポイントになります。より厚い板や大きな板では”蟻桟(ありざん)”と呼ばれる方法で反りを止めるのが有効かつ必要(この方法についてはまた改めて書きます、)ですが、今回の文机程度の天板の厚さ(27ミリ)&(75センチ×55センチ)大きさであれば、駒留めを使って本体と固定し本体に反り留め効果を期待する方法も有効かつリーズナブルな手法と言えます。

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2006年12月24日 (日)

文机作ってます、:角切りと引手作りと塗装

Tunokiri2_2 さて、文机の製作の話も佳境に入ってきました。今回はまず、角切りのお話しから。

 言葉だけでこれを説明するのは難しいのですが、あえてしてみます。今回の文机では脚と脚の間をつないでいる、幕板という部材が脚の上端に来ることになりました。こうするときに何が問題になるかというと、幕板のホゾと脚の上端までの距離が10ミリから15ミリ程度になってしまい、ホゾがきつくなると脚の上端がホゾで押し出されて吹っ飛んでしまうことがあるのです。

 これを避けるために今回は、脚の上端をあらかじめ10ミリほど長くしておき、組立が終わってから余分な部分を切り取るということをしました。こんな風に最終的な寸法よりも長くしておくことを、「角(ツノ)を出しておく。」余分な部分を切ることを、「角切りする。」と言います。

Tunokiri1_1 この時注意する必要があるのは、使用するノコギリです。”押さえ挽き”と呼ぶことのあるアサリのないものを使うか、アサリのある普通のノコギリを使用するときはマスキングテープなどを貼り付けてアサリが部材と接触して傷つけてしまうことのないようにする必要があります。

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2006年12月21日 (木)

文机作ってます、天板の加工

Tenita1  そして、天板の加工です。今回は、厚さ27ミリ、横幅750ミリ、奥行き550ミリのサイズを、三枚矧ぎで製作することにしました。天板はこの手のテーブル・デスク系のものでは一番目に付くところと言えるので、木目の揃い具合や木地色の揃い具合には最も気を使うところです。

 今回は幸運にも同じ一枚の板から木取ることができたので、木地色がバッチリそろい、木目の味も上手く合わせることができました。写真は、どの順番で、どの位置で板同士を合わせて矧ぐかを決め、△の相印をふったところです。見えますか?

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2006年12月18日 (月)

文机作ってます、:ひきだし

Hikidasi1 「抽斗」って読めますか?”ちゅうと”じゃないですよ。”ひきだし”と読みます。私は木工始めてから知りました。皆さんはどうですか?さて、本体が組み上がったところで抽斗の製作に入っていきますが、まず始めることは、組み上がった本体の寸法を測ることです。

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三年越しで、

0612181 高山にいた頃に買った反り台鉋がありました。刃口を真鍮で埋めようと欠き取りをしたまま約3年間放置していたものを、今日、ようやっと埋めることができました。いやはや。反り台鉋とは、曲面を削ることができるよう、台が反っている鉋です。

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2006年12月13日 (水)

文机作ってます、:組立

Kumitate1_1 各部材の仕上げが終わったら、組立に入っていきます。左が仕上げの終わった部材を、およその位置関係が分かるように置いてみたものです。

 ざっと説明しますと、脚が4本有り、その間に有る縦に置かれた板状の部材が鏡板です。その他、中央部に縦方向に太さ違いで5本並んでいるのが、ひきだしがスムーズに動くようレールのような働きをする部材(摺桟と呼びます、)、上下に横倒しのH状に配置してあるのが机の正面でひきだしのまわりを囲む部材(棚口、束などと呼びます、)です。

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2006年12月10日 (日)

文机作ってます、:成形と仕上げ

Seikei3 さて、加工が終わった部材は、成形、仕上げという工程に進んでいきます。今回の文机の脚は先端に行くほどすぼまった形状になっているので、ここを成形加工する必要があります。写真はその時に使用する、倣い加工用の治具です。治具というのは、加工物を固定したり、切削加工などの際の制御や送りの案内をする物の総称です。

 治具の右側の端の部分に注目してもらうと、下(手前)の方で緩いRを描いているがの分かりますか?脚の部材をこの治具に固定して、面取り盤という機械で治具のラインと同じ形になるよう成形加工をしていきます。

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2006年12月 9日 (土)

文机作ってます、:仮組み

Karigumi2  文机の続きです。脚と幕板、貫の二枚ホゾ、ホゾ穴の加工が終わったら、これらを仮組みしてみます。仮組みとは、接着剤無しで組み立ててみることを言います

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2006年12月 8日 (金)

学生たちはそのバスを”人さらいバス”と呼んでいた・・・、

061208  もう暮れですね。工房近くのスーパーで買い物をしていたら、もう正月用の鏡餅が売られており。それらに混じって、切り餅なんかも売られていて。大手の「サ○ウの切り餅」の横に見慣れない商品が。”新潟”、”村松”とか、学生時代によく聞いた地名がパッケージに踊ってます。「そういえば昔、年末よく餅屋のバイト行ったよなぁ~、」と浸りながらしげしげとその袋の裏を見ると、聞いたことのあるような会社の名前が。「もしやこれは、」そう、その昔良く行った餅屋さんの商品でした・・・。

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2006年12月 7日 (木)

文机作ってます、:二枚ホゾの加工

Fudukue14 すっかり日が開いてしまいました。二枚ホゾの話です。木で作る物は家具でも建築でも何でもそうですが、部材同士の接合にホゾとホゾ穴を作って、それを差し込むことで行うのが基本といえます。

 ホゾというのは通常は一枚のことが多いのですが、強度を必要とする箇所には二枚ホゾというのを使います。3枚とか4枚というのも可能ですが、あまり聞きませんね。単純に考えても、一枚に比べて二枚になると接着面積が約2倍になり、ねじれるような力に対しても抗力が出るので非常に有効な方法です。

 ただ問題は一枚のホゾに比べて当然ながら加工に手間がかかること、部材自体の厚さが薄いものでは二枚ホゾのすることでかえって強度が落ちる場合もあるので、部材の大きさなど、作る物全体のバランスを見ながら用いる必要があると言うことでしょうか。なんでもかんでも、どこでもいいから二枚ホゾにすれば良いと言うわけではありません。

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2006年12月 3日 (日)

山納め

0612035 工房近くの雑木林の手入れのボランティア、今日は年内最後の活動日でした。

0612031 年明けの落ち葉掻きに備えて、邪魔になりそうな小枝を拾い集める作業を行っておりました。林床にはそれなりに落ち葉がたまっているものの、見上げるとかなりの量の葉がまだ木に付いたまま。黄色く色付いている物もあるけれど、まだ結構青いものが目に付きます。

 「毎年こんななんです?」、「いやぁ、今年は遅いね。いつもはもう少し落ちてるもん。」、「やっぱあれですか?温暖化の影響?」、「なのかもしんないねぇ、このあいだTVでやってたんだけどさ、日本酒の仕込みって今頃じゃない?あれって一定の温度保つ必要があるから、いつもだと冷めないように温める必要があるらしいんだけど、今年なんて暖かすぎて冷まさなきゃいけなくて大変なんだって。」、「温暖化なんて先の話だと思ってたのに、いつの間にか日常的な話題に入り込んできてる気がして、冷静に考えるとコワイですよね・・・、」、とその場にいた一同でうなずいておりました。

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2006年12月 1日 (金)

文机作ってます、:シーズニング

Fudukue11  12月なってしまいましたね。文机の製作状況を紹介していきますと書いてから既に一週間が経過してしまいました。実際の作業は既に進んでいます。開始が遅くなりましたが、今日から少しずつご紹介していきましょう。

 製作内容は抽斗(ひきだし)のついた文机です。依頼主の方は、既にお持ちの小さなローテーブルが有り、食事をするのにも、ノートパソコンや書き物をするのにも使っており、その代わりになるような物を作って欲しいとの事でした。条件としては、

・いま使っているローテーブルの大きさが高さ32センチ、天板の大きさが70センチ×50センチなので、これから大きく外れないサイズに収めること。

・正座したときに脚が入るように、床面から最低19センチの高さを確保すること。

・抽斗の内法(つまり、入れられる物の高さが、)として15センチを確保すること。

といった三点でした。しかし、床面から19センチを確保して15センチの物が入るひきだしを取り付けると、その時点で既に34センチが必要です。天板の厚みや、構造上どうしても確保しなければならない厚みを加算していくと、文机としては使いにくい高さになっていってしまいます。

 何パターンか構造を変えて図面を作成してみましたが全ての条件を満たすのはなかなか難しく、最終的には抽斗の内法は10センチ確保すればよいということで依頼主の方の了承を得て、天板面の高さ38.5センチ、天板の大きさが75センチ×55センチで、向こう側からもこちら側からも引き出せる構造の抽斗が2杯ついた構造でまとまりました。

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