2011年9月 2日 (金)

箸の木地

台風はもっとすごいことになるのかと思ったら、割と西の方へ行ったようで?まだわからないけれども。しかし、やはり曇天はもうひとつ気持ちが上がらないので、早く晴天になって欲しいものです。が、この週末は無理そうか。

 箸を作ろうと思い、手持ちの唐木をあさってみたのですが適当なものが無く。以前は、唐木で、かつ、ある程度堅いものならばなんでも箸に使えるかと思っていたのですが。作ってみると、特に箸の先を細く削り込むような場合には、細くなっても剛性のあるものでないと折れやすいようです。

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 それで、工房の相方が、「近所の工房の人がこのあいだ東京の材木屋からコクタン取ってたよ、」ということだったので。

 ご近所の工房にまずはもの見に行き、次いで材木屋さんに、「あの床柱の落としって、まだ有ります?」と電話し。最近、飛び込みで営業に来てからこの界隈の家具・木工屋で時折、世話になっている材木屋さんの若い営業のお兄さん(なんて長い修飾語)に無理言って持ってきてもらいました。

 コクタンではなくてシマコクタンでしたけれど。

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 床柱にしたものの落としとかで、割れも入っているからと言うことでかなり勉強してもらい。果たしてどんなものかと少し木取ってみましたが、干割れも思ったほどではなく、まずまずの歩留まりで上がりそうです。


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2010年11月10日 (水)

COFFEE SCOOP

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 先週、ものすごく沢山人の集まるような所へ出向いたせいもあったのか、週末に、まだ11月だというのに、かなり風邪らしい風邪をひき。今週末は静岡行きなので、休んでばかりも行かずに、月曜日からだましだまし働きはじめ。まあ、大分良くなってきました。

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 コーヒーメジャーを作りたいと思っていました。レギュラーのコーヒーの分量を量るものです。病み上がりのやや筋肉痛の残った体に、あまり堅い木では無い方がやさしいかと考えて、以前もらってきたサクラを工房で天然乾燥させておいたものと、相方からもらった神代ケヤキで。

 ところが、神代だから軟らかかろう、思ったケヤキは割と堅めでした。神代でも程度は色々なのかも知れません。

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 容器の中に収まるような柄の短いものもありますが。そうではなく、こう、持ったときに、「すっ、」とした感じになる、柄の長い物が欲しいと思っていたのです。

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 ところで、これをコーヒーメジャーとと呼んでいると思うのですが。”メジャー”のスペルを調べようと検索してみたところ。どうもこれは英語では違う呼び方なのでは?と思いもう少し調べてみたところ。

 どうやら、彼の地では”コーヒースコップ”と呼ぶらしい。たしかに、コーヒーの容器から粉をすくう感じは、”スコップ”的作業という気がするし。というか、英語的な発音では”スクープ”のようで、”スクープ”記事のスクープと同じ言葉のよう。つまり掘り返して探すということか。

 なるほどそうだったのか。

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 さておき。実際どれくらいの粉がすくえるのか計ってみたところ、中粗挽きのものでだいたい山盛り一杯で8g前後というところ。一人分の標準的な量は、好みがありますが、15~20gくらいとされているようですから、これで2,3杯くらいが適量かと思います。

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2010年11月 4日 (木)

堅い杉

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 カタスギ材の薄い皿を作っています。

 カタスギ材については何度か書いていますが、アズキナシとも呼ばれる樹で、むしろ樹の呼び方としてはアズキナシという言い方の方が一般的かと思います。

 カタスギというと、「あ~スギの仲間なの?」と良く尋ねられますが、別の樹です。スギは針葉樹で軟らかめですが、カタスギは広葉樹でまあ割と硬い木です。どちらかというとナナカマドに近いと思います。

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 尋ねられる度に、「堅めでスギに似ているとかそう言う意味だと思いますよ、」と適当に答えていたのですが。最近、しみじみと、やっぱりそうに違いない!と思い始めてます。

 柾目で目の細かい所など見ていると、心材の色の濃いところと辺材の色の薄いところの境目辺りなど見ていると、スギによく似ている気がしてきます。

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 厚さ、約、8ミリ!


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2010年10月 5日 (火)

結局、

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 先日組み上げたスツールの座のペーパーコード編み。結局、ひととおりその日やろうと思っていた事を終えたあと、だいたい暗くなってから手を付けており。

 結局夜なべということですが、考えてみればいつものことです。あと一脚ですが、ここからあとは明日にしますかね。

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2010年3月19日 (金)

キャスターの箱、

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 重たい物を入れて動かす箱、ということでキャスターを取り付ける必要のある物を頼まれたので、インターネットでキャスターを取り寄せることにしました。

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 それがこれです。なにか、こう、すごく楽しい気分になる感じで良いなと思って。必要にして十分な簡潔なデザインと、この色にひかれて写真を撮ってしまいました。お菓子とか入っていても良い色何じゃないかと思うのですが。

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 開けて使うのも、もったいないような気持ちにさせられましたが、そうも行きません。中にはこんなキャスターが入っています。

 早々に取り付けて、納めて来るつもりです。

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2010年2月20日 (土)

木の仕事

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 普段、仕事をする上においては、木味に頼った、材料に寄りかかった、あるいは完全に頼り切ったものづくりはしないようにしよう、と考えている方です。

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 ものづくりにおいて、あるいは仕事としてのものづくりにおいて、どういうものをどういうスタンスで作っているのか、はたまた、いま作っているものがどういう性格の物なのか、などなど。ひとそれぞれ。あるいは、ケースバイケースだとは思うのですが。

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 けっきょく、わわわれ木工、あるいは自分、がやっていることなどと言うのは、素材である木の良さをどこまで引き出すか、引き出せるかと言うことであって。結局仕事をしたのは作った人間なのではなくて、木そのものなのではないかと。お釈迦様の手の中の孫悟空みたいに、作っている人なんて、結局木の手のひらの上で遊ばされているだけなんじゃないのか?

 と、帰り際に削っていた板からまえぶれもなく現れたこの、黒い”にょろにょろ”をみて思った、そんな日でした。

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2009年11月 4日 (水)

一枚板からの木取り

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 外部の方から頼まれ、持ち込みの材料での製作をしています。材は大きな一枚板のブラックチェリー材。

 そのままでもそれなりの大きさのテーブルが作れそうなサイズですが、真ん中に樹の芯が通っているため、一枚の状態では使うことが難しく、使えそうな所を選って小さい目の家具を作ることになりました。

 樹の芯の部分というのは、割れやすく、また、あとから動いてきて反ったりするので、大概においてそういった部分は避けて製作をします。

 見方によっては大きな板を刻んでいってしまうことになるので、もったいないという気もしてくるのですが、芯が通ってしまっていては仕方のないこと。

 実際に手を付ける前に、まず、どこで割って、こことここの節をよけて、とイメージしてから手を付けるわけですが。

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 トータルで軽く1時間以上は板のまわりをグルグル回ったり、二枚に割った片割れをそれぞれ眺めながら考えてました。時間がかかりすぎという話もありますが、特にこういった一枚板を相手にする場合はやむを得ない、必要なことだと感じてます。

 一枚しかない、代えの効かない、なにより長い時間をかけて育ったものだから。

 最近、物事には回数を重ねるごとに早く慣れて熟度を上げていった方が良いことと、変に慣れすぎないでいつも新鮮な気持ちで望んだ方が良いこととあるように思えてきました。

 この場合は後者のような気がしてます。

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